11月定例の親睦登山。久しぶりの鈴木律子さんが顔を出してくれて、大いに盛り上がった。
快晴の霧降高原から急登とナイフリッジを超えて、女峰山にたどり着いたら雪だった。
高度を上げるにしたがって気温の低下が著しかったが雪になるとは思わなかった。当日は
北アルプスや八ヶ岳でも冠雪したということなので寒かったのだろう。山頂で記念撮影を
して唐沢小屋(無人)に下り、先行者1名に挨拶して夕餉となった。小屋は冷凍庫のような寒
さだった。
翌日、森川さんが足首の不調のため、リタイアし、水上さんと二人で野門へくだった。
広い尾根、密林の悪条件に苦戦すること3時間。ようやく尾根道を見つけてそこからは順調
に林道まで降りられた。2時間の林道歩きの末、親切なご夫妻の車に拾われ、鬼怒川温泉駅
まで送っていただいた。感謝です。
東稜線から空木岳、越百岳を縦走し、遠見尾根から下山する予定だった。しかし、秋雨前線の
影響を受け、氷雨のスタート。空木岳避難小屋についたときはずぶぬれで意気消沈してしまった。
翌日も雨こそはあがったものの強風と濃霧で状況が悪かったので早々に下山した。
土合山の家に前泊。夕飯は恒例のカニではなく肉に変わっていた。何十年来のカニから今年5月に変えたとか。
カニはカニで良かったが今度の肉も悪くない。風呂とビールで癒されて話は尽きないが、明日が早いので早々に寝た。
みどるの会の3人に加えて、いつも協力してくださる赤星さん・ベトナムから駆け付けた今村さん
・アメリカ出張準備で大忙しの武者さんと若手が加わってにぎやかな沢登りとなった。
今年の夏は連日の猛暑で40℃越えが出てしまった異常気象。こんな時は沢登りが一番だ。
戸隠連峰の最高峰である高妻山は、その所要時間の長さから敬遠されるという話がある。今回は、戸隠周辺のペンションに1泊して
早朝より登る計画とした。
ルートは、平成24年に長野県が整備を進めた弥勒尾根新道。従来の沢沿いルートに比べ往復で1時間程度時間短縮が図れる。
もともと高妻山は、従来ルートだと往復のコースタイムは9時間ととても長く今回のルートが整備されたことは大きな意義がある。
ただ、時間短縮と引き換えに急登が続く登山道である。
8:20西武鉄道東吾野駅集合。車で阿寺駐車場まで10分程度。駐車場は4台分のスペースで
1台先行者がいた。後から1パーティが到着し、本日は3パーティ11名がゲレンデを利用した。
GW前半の残雪期山行は表銀座コース。2泊3日の縦走中終始好天、雪も少なく夏山のようであった。
水曜日と木曜日が大雪だった模様。土曜日は快晴。弱層の上に水木の降雪で状況はモナカ状で
はなはだ歩きづらかった。出合小屋まではしっかりしたトレース。川俣尾根はうっすらトレース。
全体の状況から川俣尾根の2,300m付近で撤退した。終始快晴で権現岳や赤岳が美しく、雪山を
堪能した。