JMIAとのコラボ企画。今回はJMIA5期生の卒業を兼ねたスノーシュー山行で浅草岳・守門岳を訪れた。例年この時期でも豊富な雪量をたたえる奥只見地域だが、今年は極端に雪が少ない。
崩落しそうなスノーブリッジ、踏み抜きの危険など、残雪期の山の厳しさを体験することができた。
4月初めは、無雪期セルフレスキュー訓練。東吾野にある平戸の岩場。この岩場予約制で、みどるで貸切。思う存分楽しんだ。
積雪期だけの登攀が許される仙ノ倉山北尾根、広大な雪原が広がるバッキガ原とたおやかな山並みを堪能したいと望んだが、雪が極端に少なく、標高1,300mを超えると藪が顔を表し行く手を阻み、沢筋はそこここで雪崩れている状況で、撤退を余儀なくされた。
冬季アルパインルートである那須・朝日岳東南稜を目指すも強風に見舞われあえなく撤退。冬期登攀の難しさを改めて知る良い機会であった。
曇天の中、宝台樹スキー場最高地点から稜線上を進み1,700m付近でテント泊、連日の大雪の影響で1日目は高度を300mしか上げられず夜半も雪が降り続いたことから止むなく撤退を判断した。