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2018.09 空木岳から越百岳縦走

期日 2018年9月15日(土)-16日(日)
天候 雨
参加者2人 L:水上、田中
行程
9/15 あずさ71号:6:30新宿-11:07駒ケ根-11:20タクシー-11:30空木岳登山口
   -13:50池山避難小屋-15:00大地獄-17:30空木岳避難小屋(泊)
9/16 6:20空木岳避難小屋-11:00空木岳登山口-11:10タクシー-11:20駒ケ根駅

 駒ケ根駅は千畳敷カールへのロープウエイの玄関口なのでバスやタクシーの便がいい。我々はタクシーを 予約したがフリーでも十分だった。本来、池山林道で登山道1時間30分分ショートカットできるが台風21号の 影響で林道が通行止めで途中までしか行けず、駒ケ根スキー場から入山した。登山道や標識は整備されており、 迷う心配はない。様相は北アルプスよりも自然のままであり、雑木林、シダ、コケが美しい。
 駒ケ根スキー場から林道終点までは数回林道を横切りながらの緩い山道になっている。林道終点からは 本格的な登山道。池山避難小屋の先は登山道と遊歩道のどちらも選べる。我々は上りは登山道、下りは 遊歩道を選んだが遊歩道はだらだら長く登山道の方がメリハリが効いていて楽しい。
 池山避難小屋手前と小屋の前に2か所ビニール管の水場があり、いきよいよく水が流れていた。池山避難小屋は 20名くらい入れそうな立派な建物でトイレもきれいだった。
 池山避難小屋から大地獄までの間、2,250mと2,350m付近にビバークポイントがあり、もしものときは ツェルトがはれそう。
 大地獄区間約300mくらいははしごや鎖があり、この行程の唯一の緊張区間だ。大地獄を過ぎるとひたすら距離を 稼ぐ区間があり、分岐から500mで大きな川の音とともに空木岳避難小屋が見える。終始雨の中で体も冷え切っており、 避難小屋は大変ありがたかった。小屋の真裏にきれいなトイレがあり、紙も備え付けられていた。協力金1,000円也。
 先行者は1名既に寝袋に入っていた。先行者に迷惑がかからないようにこそこそと食事をしてそうそうに 就寝した。
 翌朝は強風と濃霧。前日に濡れた装備は乾いていない。今着ている装備を濡らし、かつ、稜線で吹かれたら危険と 判断して撤退することにした。
 駅前ではタクシーの運転手さんに勧められた「水車」という和食屋さんで反省会をした。ランチ600円、馬刺し 900円など安くておいしく良い店だった。(田中)