11月の西上州は毎年恒例の親睦山行だが、今年は、念願の星穴岳に向かう。
志津峠から大真名子、小真名子を経由して富士見峠でタイムアップ。志津小屋に一泊して翌日は男体山に登るルートに切り替えた。
9月の山行は、白馬岳から祖母谷温泉を目指すルート。昨年10月のリベン
ジである。
まだ梅雨も明けない海の日の連休。当初予定は北穂高岳東稜であったが積雪量が多く、急遽霞沢岳に
転進した。霞沢岳は名にし負う難路でアップダウンが続き、強い日差しの中苦戦した。翌日は午後か
ら雷雨との予報だったので徳本峠で蝶ヶ岳に行くものと上高地に下山するものと別れた。
泊りの沢企画で大雲取谷から小雲取谷へ遡る。
1日目の大雲取谷は好天で気持ちの良い沢登りだった。2日目は雨で増水懸念から撤退した。
焚き火は楽しかったが翌々日(月曜日)気が付いたら全身虫に刺されていて痒いし怠いしで大変な目にあっている。
シーズン最初の岩トレ、場所もほぼ恒例化した「広沢寺・弁天岩」で行った。
GWにしか入山できない山、景鶴山。
その頂は東に燧岳、西に至仏山、南に尾瀬ヶ原を一望できる稀有なロケーションだ。
しかし、そこに至る過程、さらにそこから去る過程の雪原の尾瀬ヶ原横断は苦行としか言いようのない試練だった。
冬期の黒戸尾根から甲斐駒ケ岳を目指すプラン。黒戸尾根の登りは好天に恵まれたが氷と雪の状態が悪く、
苦戦を強いられた。小屋から登頂は急登に続く急登プラス雲が流れてきてみるみる悪化する天候との時間勝負になり、最後は猛吹雪の山頂に1分くらいしかいられないで這う這うの体で下山した。
下りの黒戸尾根も嫌になるくらい長かった。