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2017.02 甲斐駒ケ岳-黒戸尾根冬期

期日 2017年2月4日(土)~5日(日)
天候 4日:晴れ、5日:晴れのち雪
参加者2人 森川、田中
コースタイム
4日:尾白渓谷駐車場7:00-1628mピーク10:10-前屏風ノ頭11:00-黒戸山下付近13:06
  -屏風岩手前14:13-七丈小屋第二15:30
5日:七丈小屋第二6:00-甲斐駒ケ岳山頂8:30-9:50七丈小屋10:20
  -五合目小屋跡11:30-尾白渓谷駐車場15:20
 2/4は好天、2/5は朝から崩れる予報なので2/5はスピード勝負だ。黒戸尾根は4パートに分かれている。

 1.登山口~笹ノ平:長く緩やかな登り
 2.笹ノ平~刀利天狗:急登の八丁坂とナイフエッジの刃渡り
 3.刀利天狗~五合目小屋跡:黒戸山のトラバース
 4.五合目小屋跡~七丈小屋:こんなところ登れるのかという屏風岩を梯子の連続で超えた後の次の山の上に小屋あり

 自分は4の屏風岩と小屋がある山のコルでこころがくじけそうになった。
   小屋は先行者が2名と後から1名到着し、都合5名の宿泊になった。先行者はアメリカさんで女性連れ。 8合目まで行って強風のため撤退したそうだ。夕食にすき焼きを作り始めたので驚いた。
 翌日は6時過ぎに出発。小屋の裏山から急登がはじまり、8合目までは息もつけないほどの急登だった。 8合目から一山超すと山頂が望めた。山頂への稜線に出ると一段と風雪が強くなったが目指す先が見えたことで 勇気が沸き無事登頂できた。最後は耐風姿勢や手をついてよじ登った。
 下りはひたすら長かった。笹ノ平から下は氷+落ち葉+雪のセットでアイゼンに落ち葉がたまり、精神力を 削られた。(田中)