日 程:2023年1月28日(土)〜1月29日(日)
集 合:1月28日(土)08:00上毛高原駅
天 候:1月28日(土)曇りのち雪 1月29日(日)曇りのち晴れ
参加者:森川、田中
行 程:
1日目 8:10上毛高原駅~(宝台樹スキー場シャトルバル)~9:30宝台樹スキー場
~11:10宝台樹スキー場最高地点(1380m)~15:00 1690m稜線上 C1泊
2日目 7:45C1~往路を戻る~9:20宝台樹スキー場 最高地点~10:00スキー場センターハウス
1/28(土)
上毛高原より宝台樹スキー場のシャトルバスで現地に向かう。なんと無料のバスでとてもありがたい。
山行のスタートはスキー場最高地点の1,400m付近スノーシューに履き替えスタートする。時間は既に11:15歩きだしはフラットでトレースもあったがいかんせん深雪のなかどこまで進めるかははなはだ疑問。それでも3年前の山行でテントを張った避難小屋付近まで行ければ2日目の山頂到達も見えてくるとこの時点では考えていた。スノーシューでの歩行は快適で、相当の深雪であったが効果を発揮した。今回の山行は田中さんと二人であり、当然だがラッセルを交代で進めるもすぐに順番が回ってくる。歩きだしの斜度がない部分はスノーシューの浮力に助けられたものの1518mまでの登りと、沢筋のルートと合流してから稜線までの標高差100mほどの急登は本当にきつかった。
稜線には何とかたどり着いたものの時間はすでに15:00でタイムリミット。当初考えていた手小屋沢避難小屋付近までは遠く及ばずテントを張ってお互い労をねぎらった。
速めの食事をとり就寝するも外はマイナス20度。2人とも朝までに5回もトイレにでることになった。
1/29(日)
一晩中降り続いた雪は止む気配もなく、昨日高低差300mしかぼれなかったとを考えると到底山頂にはたどり着けないと判断して早々と下山を決定。少し天候の回復をまって7時にテントを撤収し下山の途に就いた。9時過ぎにはスキー場最高地点にたどり着いたが、そのころには天候も回復の兆しであったが、武尊山山頂付近は相変わらずどんよりとした雲に覆われていた。ゲレンデの端をスキーヤーに気を付けながら下山し、スキー場のセンターハウスには10:00頃にたどり着いた。2人での雪山はラッセル力の不足をまざまざと実感させられる山行となった。(森川記)