· 

2021.04 つづら岩

日程:2021年4月10日(土)

場所:つづら岩

集合:JR武蔵五日市駅 8:30集合 8:40西東京バスにて登山口(千足)

メンバー:水上、古沢、田中、赤星、駿谷、大野

 

行程

8:40西東京バスにて登山口(千足) つづら岩にてマルチピッチの練習

 

武蔵五日市駅8:30集合。8:40発西東京バス藤倉行きに乗車。ICカード483円、約20分。千足バス停下車。バス停からつづら岩までは、綾滝方向の登山道を進む。天狗滝経由のコースもあるが、経由せず、綾滝まで登り、綾滝を見ながら水分補給。綾滝から先は急登。約1時間半でつづら岩に到着。アクセスが良くない場所でありながら、既に5組程度のパーティーが登っていた。

ハーネス装着、ロープ準備をし、11:20頃から一般ルートⅣ50mを田中・大野ペアを先頭に登り始め、次に古沢・駿谷ペア、水上・赤星ペアが続いた。

一般ルートの取り付きは、碑プレートの右側らしいが、右には別のパーティーがいたため、われわれはプレートより左から取り付いた。その取り付きが難しい。1手目にお助け紐があった。

田中さんリードで1ピッチ目、左上に登り、やや右に巻いた後中央ハング上テラスでピッチを切る。テラスの手前、右上に伸びるクラックに片方のロープが引っ掛かり、ロープアップができない。隣のルートを登っていたパーティーから懸垂かなと助言があったが、地上から水上さんの「ロアダウンしたら?」の声で田中さんは頭の中で考えていたことがスッキリとクリアになったそうだ。すぐにロアダウンし、無事にロープの引っ掛かりを外した。的確な状況判断により、素早く解決することができた。セカンドで大野が登る。久しぶりの外岩で、ダブルロープ登攀の実践が初めてのため、テラスでロープの受け渡しを行い、2ピッチ目も田中さんリードで登る。次のペアの古沢さんがリードで登ってきた。お待たせしてしまってすみません。狭いテラスを譲り合いビレイする。2ピッチ目は上段から左へトラバース。ここは緊張を強いられる。トラバースは落ちた場合、振られるため上昇よりも慎重に。トラバースを超えたところでピッチを切る。3ピッチ目も田中さんリード。終了点手前約5mのクラックラインを登ろうと試みるが断念。クラックより右手の立木に足を置き、垂直壁を登り終了点。大野が続く。あと一歩だ!そこにガバがある!怖くない!粘れ!と勇気づけられ、なんとか登り切った。終了点は登山道となっていて安全地帯。今までの緊張感、恐怖感から解放されホッとする。日当たり抜群見晴らしも良い。風がなく程よい日差しという絶好の天気。痛いシューズを脱ぎ捨てしばらく放心状態。終了点に懸垂支点はあるが今回は灌木帯の急斜面を降りた。古沢・駿谷ペアは、3ピッチ目、別パーティーがクラック部を登っていたため、左へトラバースして終了点へ。水上・赤星ペアは、クラックのすぐ左から終了点へ。各々慎重に登り終えた。水上・赤星ペアが登り終えた頃には16時を回っていた。各々2時間近い時間をかけて登っていたようだ。本日の岩トレはこれにて終了。急いで片付け、ハーネスも付けたまま下山開始。16:59のバスに間に合うか?下山はトレランをしているかのようなスピードで駆け降り、バス到着に間に合った。

武蔵五日市駅より手前のバス停で下車し、音羽鮨にてソーシャルディスタンスをとりながら本日の反省会。

 

(大野)