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2021.02 阿弥陀中央稜

 

日程:2021年2月20日(土)~21日(日)

 

場所:八ヶ岳阿弥陀中央稜

集合:JR茅野駅

メンバー:L田中、大野、駿谷

 

行程:

2/20 舟山十字路11:00、二俣12:40、テント場15:00

2/21 C1 5:50、第一岩峰8:00、第二岩峰9:30、御小屋尾根合流11:10、八ヶ岳山荘14:30

 

2/20(土) 晴天、風強し。

タクシーは茅野駅から7340円。別荘が切れたところからチェーンを巻いた。

舟山十字路を11:00に出発。

林道を二俣まで遡行する。途中、南稜への分岐がある。堰堤を3つ過ぎると徒渉点があり、徐々に高度を上げて二俣。テントが2張りあった。目の前が中央稜だが取り付きやすいように右に巻いていく。本来、東側に急斜面が出てくるまで巻くのがルートであるが、気の早い我々はずいぶん手前で中央稜に乗って急登に喘ぐ。

まだかまだかと稜線のラッセルを進め、2,150m付近でテントを張る。ちなみにここより上はテン場適地はなかった。

夕餉は大野さんの火鍋。酒が進む。18:30に就寝。

 

2/21(日) 晴天、稜線では風強し。

4:00起床、テントを撤収して5:50出発、優秀です。

中央稜はとにかく登る。急登のラッセルの連続でなだらかな稜線はない。第一岩峰までは樹林帯と石楠花、這松を掻き分けてラッセルする。疲れる。

第一岩峰は右に巻く。岩峰のへりにそって行かないとラッセルにはまる。途中詰めたくなるようなルンゼが出てくるが第二岩峰の直前までトラバースを続けてからルンゼを上昇する。すると這松にテープがついていて第二岩峰のトラバース地点への道が見える。

第二岩峰は左に巻いて、急登のラッセルに。第二岩峰の上からは御小屋尾根に繋がる登りで森林限界を越えて見通しがきくようになる。重荷、寒風、高度が相まって精神を責め立てる。ながい。

2,780m御小屋尾根合流をピークとした。気力、体力を観ての判断。

御小屋尾根を降りて八ヶ岳山荘でバス。

善い経験になった。(田中)