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2020.02 入笠山

期日 202022()

天候 晴れ

参加者 水上、星、古沢、JMIA2期生・3期生(日本登山インストラクターズ協会受講生)

 

 今回はJMIA2期生・3期生の講習会とみどるの会の合同山行を行った。

場所は長野県の入笠山、山の北東面には富士見パノラマリゾートがあり、また頂上からは八ヶ岳、南・中央アルプスはもとより富士山、遠くは北アルプスまでの360度の大展望が期待できる山である。今日の行程はJR中央本線青柳駅(標高865m)から頂上を目指した。標高差1,130mあるこのルートを登る登山者は少ない。

 9:20に青柳駅に集合、930には出発出来た。JMIAの講習会であるため無名山塾の矢田講師に来ていただいている。まずはツボ足でどんどん登る。JMIA2期生がルートファインディングを担当した。登り始めは雪が無く、また道が荒れており不明瞭で登山道をトレース出来ず地図読みで目的の尾根に登った。少し登ると雪が出て来た。藪漕ぎをしながら標高を上げていくと雪道も表情を変え凍結していたりグズグズだったり、アイゼンを付けた方が楽にあがれそうだが、ツボ足でどんどん歩いた。そう、今日は講習会である。標高も1,700mにくるとスキー場の山頂駅からの道と出会い、急に広い整備された道になった。マナスル山荘で昼食を取った後はアイゼンを付けて山頂直下の急登を登り入笠山山頂に立った。前述でも述べた通りの360度の大展望であった。

 青柳駅から登ってきた疲れも一気に吹き飛ぶ瞬間だった。これがあるから山登りは止められない。しばし展望を楽しんだ後に下山を開始した。途中マナスル山荘付近の広場で矢田講師からツエルトを使った緊急時のビバーグ術と負傷者の搬送方法を学んだ。2人用のツエルトに68人くらいがビバーグできる。また負傷者を一人で搬送(短距離)する方法などなど。終了後はロープウェイの山頂駅に行き下山した。富士見駅に到着したのは5時半近くになった。いつもの反省会は駅近にお店もないことからここで解散となった。因みに私は特急あずさが満席だったため、数人のメンバーとともにあずさの立呑席としゃれこんだ。(古沢)