2月のリベンジ登山。丸沼高原から往復日帰りの計画で入山した。天候も味方し、リベンジ成功。思いのほか短時間で登頂できた。
計画は日帰り登山。前回の失敗「天気予報では初日が好天、2日目が悪天と言っていたのだから早く東京を出て初日に登ってしまうべきだったか。」を教訓に週末の2日のうちどちらか天候の良い日を選択し、日帰りというリベンジ登山を計画した。しかし今回特に間際まで予報がはっきりせず、非常に悩ましくもあったが、ようやく前日に初日の土曜日の方が有利だと判断した。4日土曜の朝東京をたって沼田につき、当日お世話になるペンションの方に送迎頂きロープウェイ山頂駅に10時に降り立つことができた。天候は曇りだが、青空も垣間見え、予想的中。気温は、標高2,000mのロープウェイ山頂駅でも8度ほどあり、足元の雪は緩い状態。早速ツボ足で登山を開始した。登山道には無数のトレースがついており、少し歩くとトレースを忠実にたどらないと雪に足が埋もれ体力が消耗することがわかった。木の根の周りなどは雪が溶け空洞になっている部分もあり、踏み抜いた箇所もいくつも見られた。十分に気を遣いながらの山行となった。
七色平の分岐地点で出発しておおよそ50分、いいペースだ。その後もトラブルなく森林限界に到達した。前回はこの地点でガスが濃く強風もあって結局少し登ったところで撤退となったが、今回は、少し雲がかかってはいるものの視界は良好。ここからはさすがに無風というわけには行かないが山頂まで全く問題はない。雪も一部雪渓があるだけで風で吹き飛ばされていた。山頂駅をでて3時間弱、無事山頂に到達した。その後来た道を戻り、予想していたよりもはるかに早く15時前に山頂駅に戻った。リベンジ登山大成功。
あらためて思ったのだが、雪山の登山は天候とトレースしだい。特に白根山は厳冬期の登山という課題で取り組んでおり、今回リベンジはできたものの、嬉しさも半分ぐらいか。来年は、また別の形（山）で厳冬期登山を達成したいものである。（森川）
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