| 期日 2017年1月7日（土）～8日（日） |
| 天候 23日:晴れ、24日:曇りのち雪 |
| 参加者２人 水上、森川 |
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コースタイム 7日：甲府6：00－タクシー－夜叉神峠登山口7：00－8：00夜叉神峠8：10 －10：00杖立峠10：00－12：50苺平13：00－13：30南御室小屋素泊まり 8日：南御室小屋7:00－薬師岳小屋－薬師岳－-観音岳－薬師岳 －11：00南御室小屋11：30－苺平－杖立峠－14：30夜叉神峠14：40－15：20夜叉神峠登山口 |
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天気が荒れる予報だったので、地蔵岳は状況によって割愛する心積りで出発した。正月３ヶ日を過ぎると山小屋は休業ということでテント泊の計画だったが、前日になって素泊まりなら泊まれるという情報を得て急遽テント と寝具を荷物から外した。ツアー15人の申込があって特別に小屋を開けることにしたようで、我々も便乗できた。 初日の１月７日は快晴で風もなく、歩くに連れ 谷を隔てた白根三山（白峰三山：北岳・間ノ岳・農鳥岳）が くっきりと近付いてきた。白根三山はすっかり雪をかぶり、青い空とのコントラスト抜群で美しく映えていた。 ところが、こちらの鳳凰三山は全く雪がない。夏山状態でしばらく歩き、南御室小屋付近でやっと雪が現れたが、 凍結してアイスバーンになっていてツルツル。アイゼンを着けて登った。 二日目１月８日はスタートからアイゼンを着けて凍結した登山道を登った。ここ何日も降雪がなく、かなり前 に降った雪が解けながら凍っているらしい。天気予報は昼過ぎから大雪とのこと。山小屋２泊の予定を１泊に切 り替え、地蔵岳をパスしてその日の内に下山することにした。 朝の内は雲もなく富士山や白根三山がきれいに見える快適登山だったが、薬師岳を過ぎる頃から雲が出てきた。 それでも、幸いに風がなくて11時頃南御室小屋へ戻れ、早々に荷物をまとめて下山開始した。案の定、杖立峠の 手前から雪が降り始め、夜叉神峠では大雪になった。この雪が厄介で登山道に敷設している3本のビニールパイプ を覆い隠している。かといって、薄く積もっているだけなので乗るとツルッと滑る。初めは足探りを試みたが、 そっと乗っても手荒に乗っても滑ることに変わりがないので、見えないのだし思い切ってスピードアップでグイ グイ下った。当然、踏むとステンと転ぶのでまさにロシアンルーレットの気分。難渋したが予約していたタクシー を20分待たせた程度で夜叉神峠登山口に到着。麓もおおごとになっていて一般タクシーは上がって来られない ということで大型タクシーが待っていた。もっと遅れると第一ゲートが閉まって車が入れなくなり、２時間の 歩行を強いられるらしい。特急あずさが運行停止するかもしれないというので、甲府での反省会を中止して 早々に帰京した。（水上） |
